1ヶ月ぶりほどに子供達と顔を合わせれ、みんな元気そうだったのでよかったなと思ったことと久しぶりに指導をして改めて「指導力」って大事だな実感したのでそれについて書いてみようと思います。
まず「指導力」ってそもそもなんやねんてなると思うんですけど。
「自分が起こしたアクションで他者が行動してくれること」が僕なりの「指導力」の定義になります。
アクションとは言葉、ボディランゲージなど他者に知覚してもらうために行動です。
指導力が高い指導者は、その人の一言で選手たちに行動を変えてしまうほど、言葉の定義とイメージをすり合わせてることが前提ですが。
じゃあ、指導力ってそもそも大事じゃないのですかって話になると思いますが。
たしかにそうなんですけど、ただそこまでこだわっている人は一部なのかなと。
まだまだ「スーッと来た球をガーンと打つ」と指導している長嶋茂雄さんのような人はたくさんいる。
ただそんな指導はもう伝わらないなと。
なぜかと言うと見ている映像がそもそも違うからです、現場で指導するときは同じグラウンドにいますが今は指導者はパソコンで選手たちは携帯で画面を見ています。
同じアプリを使っていても見え方は全然違う、設定方法も違うのです。
こちらが見えている情報を伝えても伝わらない、だから言語化できていない感覚を教えることほど難しいことはないです。
じゃあどうやって子供達がわからない感覚を伝えるのかと言うと、
子供たちに教えることを指導者がまず体感してその感覚を誰にでもわかる客観的な言葉に置き換える。
まず指導者自身がパソコンではなく、携帯でZoomをしてみて子供達がみている絵を体験し、伝わりやすい言葉に探すこと。
お互いの頭の中の絵が合いかつ具体的な言葉なら、きっと聞き手にとってはわかりやすいので行動してくれるでしょう。
良い指導者とはお互いのイメージのすり合わせがうまく、そのために表現できる言葉が多い人なのかもしれません。
まだまだ僕も良い指導者とは言い難いですが、これから少しづづ表現できる言葉を増やしていきたと思っています。