2020年3月から、毎月5人のひとにイケウチオーガニックさんの「コットンヌーボー」タオルセットを贈るようにしてみました。

きっかけは、昨年で起業してから満5年を迎えてお世話になったひとたちも増えてきたから。

また、ここらへんで事業の整理や、自分の働き方もしっかりと見直してみようと思ったからです。

その上で、これからも家族のようにお付き合いしていきたい方々に、日頃の感謝も込めてタオルを贈ろうかなと思ったのです。

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そうしたら、同じ時期にコロナの影響が拡大してきました。

コロナの影響下で、さらにこれまでの自分の人生や、これからの生き方、人間関係なども真剣に考えるようになりました。

その結果、「コロナ後の世界でも家族のようにお付き合いしていきたいと思える人たち」ひとりひとりにタオルを贈るようにしようと思ったのです。

実際、いちばん最初に贈ったのは、自分の本当の家族と親戚になりました。

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最近よく考えるのです。

なぜ、人はそもそも自分以外の他者に物を贈るようになったのか?と。

「人間とは何か?」を考えるうえで、「贈与」は切っても切り離せないトピックです。

さまざまな人の意見を見聞きしてきて、その上で僕個人の見解は「相手への意思表示」なのだと思います。

「私はあなたの敵ではない。

私はあなたのことを仲間だと思っている。

そして、あなたと共に助け合って生きていきたい」と。

その意思表示が、言語や音楽などが生まれるさらに何万年も前から人類が行なっている「贈与」という行為の本質なのではないかと。(※「交換」ではない)

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疫病の流行で先行き不透明な時代に入ると、その不安や恐れから、自分のもとにお金も物も溜め込みたくなるのが人間の性です。

でも、こんな時だからこそ、分け与え合うべきなのだろうなあと思います。

「環境に適用できた生き物だけが生き残る」のであれば、それは環境の変化の中でも、仲間同士でしっかりと助け合う生き物だと思うのです。(助け合ったほうが結果的に変数も増えて、環境適用範囲も広がるから)

だから僕は、こんなタイミングだからこそ身銭を切って贈り物をすることを選びます。

そして、その上でイケウチオーガニックさんのタオルはこれ以上ない贈り物だと思っています。

参照:大切なシーンにふさわしいプロダクトを作り、届ける|牟田口武志 https://note.com/mutagu/n/ncdc55a409eab

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贈りたいひとがいて、贈りたいものがある。

生きているうえで、こんなに幸せでありがたいことはないなと。

いつもこのブログを読んでくださっている皆さんにとっても、今日のお話が、誰かに何かを贈るきっかけとなったら幸いです。