「賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんだろう?」

ピーター・ティールが、面接の時に必ず聞いていたという有名な質問です。

また彼は著書『ゼロ・トゥ・ワン』の中で、「何よりの逆張りは、大衆の意見に反対することではなく、自分の頭で考えることだ。」とも主張しています。

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この言葉の意味について、改めて考えているタイミングで、昨日たまたまこんなツイートがタイムラインに流れてきました。

https://twitter.com/sasakitoshinao/status/1318329589198954496?s=20

このツイートをきっかけに「パンクとは何か?」というさまざまな個人の見解が、Twitter上で飛び交っていました。

詳しく知りたい方はご自身で検索してみてください。

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僕はこの論争がとても興味深いなあと思いました。

たしかに、今この時代において、リベラル(大衆)の意見を無視し、トランプ(権力)支持を表明することは、とてもパンクに見える。

そしてこのことを踏まえて「自分にとってのパンクとは何か?」を考えてみました。(※あくまで自分にとって、です)

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僕が思うパンクとは、反権力でもなければ、大衆の真逆をいくことでもなく、常にどのような状況下に置かれようとも、自分の頭で考えることなのだと思います。

今回のツイートに引用されている発言がパンクに見えるのは、その内容の是非がどうであれ、まわりに流されたのではなく、自分自身の頭で考え抜いた結果に見えるからなのでしょう。

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そしてまさに、上述した「賛同するひとがほとんどいない、大切な真実はなんだろう?」という問いに対する自身の答えは、そのままこのパンクの姿勢につながるのだなあと。

世の中がガラッと変化してしまった2020年の今だからこそ、改めてひとり真剣に考えてみたい問いだと感じました。

いつもこのブログを読んでくださっているみなさんにとっても、今日のお話が自分にとって「大切な真実とは何か」を考えるきっかけとなったら幸いです。