https://twitter.com/hirofumi21/status/1354376752915648514?s=20
そろそろ白状しますが、去年の僕は1ミリも仕事をしていません。
「いや、私と○○の仕事を一緒にしたじゃないか!」と思ってくれているひとたちもいるかと思うのですが、それを僕は一切仕事だと思っていません。
たまたま対価をいただけただけで、本当に自分が心の底からやりたいと思ったことだけを徹底してやり続けていました。
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漠然とした違和感を抱え続けていた仕事は、2019年末までにどんどん容赦なく切っていき、禊を終えた気分で2020年の一年間を過ごしました。
結果として、この実験をしてみて本当に良かったなあと思っています。
そのうえでいまの僕が思うのは、いわゆる一般的に「セミリタイア」と言われている暮らしほど、退屈な暮らしはないなあということ。
https://twitter.com/hirofumi21/status/1349202979488821249?s=20
これはあくまで僕にとっては、です。
でも、「隠居系男子」なんて名前のブログを過去に書いていた経験があり、「隠居」に憧れていた人間が言うのだから、わりと説得力はあるなと思っています。
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ただ、繰り返しますが、この実験は本当にやってよかったなあと思っています。
なるべく早い年齢で、この経験はしたほうがいい。心の底からそう思いました。
さもなければ、社会一般における豊かさというニンジンをいつまでも目の前でぶらさげられて、それを目標に、他人が思い描いた夢のために馬車馬のように仕事をさせられてしまうからです。
ニンジンの先を見るということは、とっても大事。それは以下の記事にも書いたとおりです。
https://wasei.salon/blogs/9b0fbd513ee4
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もし僕に実験するという感覚がなければ、きっと昨年のような一年間を過ごすことは絶対になかったでしょう。
具体的には、家を捨て、「自分は本当は何をしたいのだろうか?」をトコトン考え続け、古典にあたり、その古典に出てくる場所を実際に自分の足で見てまわり、肌で感じることなんて決してしなかったはずです。
そんなことをしている時間があったら、社会的な正しさや幸せに対して盲目的に従って、他者に認められるための仕事を必死でこなしていたはずです。
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この実験による裏付けを経て、自分の中で大きく変わったこと、そして全く変わらなかったこと、そのどちらも発見することができました。
それもこれも、このWasei Salonがあったおかげだと思っています。
もしこのオンラインサロンがなかったら、昨年のような実験は絶対に怖くてできなかったはず。
そして今、その恩返しを全力でしたいと思っています。
昨年、僕がこの場から与えてもらった勇気をほかのメンバーの方たちにも全力で与えていきたい。
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だからこそ、今年に入ってからは毎日「このサロンをこれからどうやって盛り上げていこうか?」と考えることが楽しくてしょうがないんです。
今年はその恩返しのために、本当の意味で「働こう」と思っているので、みなさんこれからも引き続きどうぞよろしくお願いいたします。