昨年末、こんなツイートをしたことがあります。

https://twitter.com/hirofumi21/status/1211569445954473984?s=20

ハンガーの本数を先に定めてしまえば、洋服が無限に増えていくことは防ぐことができるというお話です。

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自己の時間の使い方も、これと全く同じだと思います。

どうしても僕らは「今の自分にとって重要であるか否か」ばかりに目を向けて判断してしまいがち。

でもそうすると、重要だと判断したもの全てに手をつけてしまうんですよね…。

しかも、みなさんもご存知のとおり、重要だと感じたものを全てこなすことは実際には不可能なんです。

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まずは先に、枠を明確に定めてしまいましょう。

そして、自分が気になっているものを全て洗い出し、その枠の中に当てはめてみる。

この枠に当てはめる作業が、実はものすごく重要になってくるんですよね。

なぜなら「吟味し選別する」という作業が必ず必要になってくるから。

ここが人生の命運をわけると言っても過言ではない気がしています。

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そこからさらにしばらく運用してみて、本当にその枠がしっかりと機能したかをチェックすることも重要です。(自己への負担が適切だったか否かを判断する)

この一連の流れを複数回(数シーズン)繰り返し、最終的に自分にとって心地よいものだと思えるようになったら、

あとは自分のライフスタイルの変化などに合わせつつ、常にその枠を微調整しながら運用していけば良いのだと思います。(その後も決して「内容」のみで判断しないこと)

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さて、冒頭の話に戻ると、僕はハンガーの数を15本と定めました。

これ以上は絶対に増やさないと決めたのです。(パンツハンガーも含む)

そうすると、いま目の前の洋服を購入するかどうか迷った時に「自分にとって必要か否か?」ではなく、「この枠の中に招き入れたいか否か?」を吟味するようになります。

これはものすごくハードルが高いこと。

そして、日々のルーティンや習慣の組み立て方なんかも全く同様に考えてみるんです。

既に習慣化できている予定を辞めてまで、この新たな予定を招き入れたいかどうかを吟味する。

そうすれば、そのモノやコトの価値(世間にとっての相対的な価値)ではなく、

そのモノやコトと自分の間に生まれる関係性の価値(自己にとっての絶対的な価値)に目を向けられるようになります。

つまり、自分の「在りたい姿」や「何を持って覚えられたいか」に照らし合わせて、常に判断できるようになるのです。


参照:ブログやSNSでネガティブなことも書いたっていい。大切なのは「自分は何をもって覚えられたいのか」ということ。 http://inkyodanshi21.com/lifestyle/8602/ 

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これこそが、自分にとっての「納得感」や「フィット感」を生み出すための秘訣なんだろうなあと。

最近になって、やっと僕もこの事実に気づくことができました。

最後は抽象的な話になってしまいましたが、いつもこのブログを読んでくださっているみなさんにとっても今日の内容が何かしらの参考になったら幸いです。