先日、こんなツイートをしてみました。


僕は自分自身でオンラインサロンを運営しているから、社会とのつながりは多ければ多いほど善だと捉えていると思われるかもしれませんが、全くそんなことはありません。

むしろ、つながり自体は少ないほうが個人的には好きです。

でも何より大事なことは、それぞれが孤立感や疎外感を感じないことだと思っています。

自己の適正に合わせて、その距離感を自由に調整できて、自分に心地よい範囲内でのつながりを追求できることが一番大切だと思っています。

だからこそ、新しいコミュニティや生き方のかたちを模索し続けている。

今日はそんなお話です。

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たとえば「物質的な豊かさ」において、その自由度が低かった時代は、貴族や一部の資本家を除き、地域ごとにみんな同じものを食べていたと思います。

でも今は、物質的な豊かさと選べる自由が訪れて、一般人であっても毎晩のようにコース料理を食べているひともいれば、経済的に豊かであるにも関わらず、一汁一菜で満足しているひともいる。

このように、選べる自由とその豊かさが「精神的な豊かさ」の中においても同様に、これから訪れてくるのだろうなあと。

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現代においては、コミュニティへの関わり方のバリエーション自体が非常に少ないことに問題がある。

多くのひとが枯渇感を感じているのは、「社会や人とのつながり方」の自由度があまりにも低すぎることです。

今度は「衣服」にたとえてみると、今は全員が似たような着物を着ているような状態です。

僕は、着物自体がダメだと言いたいわけではありません。もちろんみんなが洋服に移行して、ファストファッションでクローゼットをパンパンにしたほうがいいというわけでもない。
 
自由に選べる選択肢を増やしていきたいのです。

従来の世界観にとどまることも、個人の自由だと思いますし「こんな新しい世界もあるよ」ってことも同時に提示していきたい。

たぶんこれは「選択的夫婦別姓」の議論と全く同じ議論です。

しかし、既得権益者はなるべく現在の社会の形や、大衆の価値観が変わって欲しくないと願っている。

なぜなら、みんなが従来的な価値観を持ち続けてくれているおかげで、今の自分たちの地位が確立していると熟知しているからです。

そのヒエラルキーを崩してしまうような価値観は、なるべく世間から排除していきたい。

だからこそ、あの手この手を使って従来的な価値観を押し付けようとしてくるわけですよね。

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繰り返しますが、従来的な価値観や世界観に留まりたいひとのことは決して否定しません。

家族の形、コミュニティの形、人生の形は十人十色あっていいと思っているだけです。

そのためには「私にとっての精神的な豊かさはコレです」と、自分にとっての理想的な状態をはっきりと示していくことが大事なのだろうなあと。

それがどれだけ突飛なものだとしても、従来の慣習には縛られたくはない。それが新たな道を切り拓いていくことにも繋がっていくと信じていますから。

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この点、僕はいま「無拠点生活」と称して家を持たない生活を実践しているのですが、そうすると、

「そんな生き方していると孤独死するよ」

「ホームレスと変わらないじゃん」

「なんだか世捨て人みたいだね」

と、身近な人ほど何の悪気もなく言ってきます。本人は僕に良かれと思って言ってくれているのでしょうが、僕はそんな彼らの視野の狭さに驚きを隠せません。

ものごとを一方向からしか判断できないのだなあと感じてしまいます。しかもそれは、他人から与えられた視点でしかない。「なぜだろう?」と自分で考えたこともなさそうです。

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しかしこれからは、そんなことに対しても一つひとつ違和感を感じる若いひとたちが徐々に増えてくるはずです。

なぜなら、社会の中に形骸化していることがあまりにも多すぎるからです。

「ならぬものはならぬのです」という会津藩の「什の掟」のようなものが、いま至るところにそのまま転がっている。

そんな価値観に疑問を感じてしまう若い人々に対して、少しでも生きやすい世界が広がっていくことを願わずにはいられません。

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これから世界はドンドン変わっていくはずです。それは、過去の歴史を学べば学ぶほど、痛いほど理解することができる。

マルクスの唯物史観ではないですが、世間の価値観は、それが普遍的であり正解だから優勢を保っているわけではなく、あくまでその時代におけるテクノロジーや産業構造、経済モデルによって規定されているにすぎないからです。

この点において、従来の中央集権型で管理統率できる範囲はもう完全に逸脱したと思います。回帰不能点は超えてしまった。

あとは時間の問題です。これからの日本は、平安時代と鎌倉時代ぐらいに価値観がガラッと大きく変わっていくはず。

いつもこのブログを読んでくださっているみなさんにとっても、今日のお話が何かしらの参考となったら幸いです。