2019/11/05 11:12
無法地帯なときほど、自己の倫理観が役に立つ。
このブログを読んでいるひとの中に、YouTuberを目指している方はそんなに多くはないかもしれません。
ただ、いまYouTubeの動画を作っているひとに伝わればいいなあと思うことがあったので、今日のブログに書いてみようと思います。
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最近、YouTubeを眺めていると「明らかに取材許可を取っていないんだろうなあ」と思えるものが散見されます。
もし、いま自分が作り手側だったら、わざわざ取材許可を取ったり、先方確認を取ったりすることがきっとバカらしく思えてくるはずで…。
それよりも、どんどん勝手に撮影して、どんどん勝手にあげちゃえばいいんじゃないかと思うはずなんです。
もし、そうやっていまモヤモヤしながら葛藤しているひとが一人でもいたら、
「取材許可を取った方がいい」と思うあなたの倫理観は絶対に間違っていないから、これからも自分の倫理観に従って作り続けて欲しいなあと願います。
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僕が経験してきたウェブメディア(ブログ)ブームをいま振り返ってみて思うことは、ルールが明確じゃないときこそ、自分の倫理観が役に立つということ。
当時、とにかく注目(PV)を得ようとして、好き勝手記事化していたウェブメディア(ブログ)ほど、何かしらの不祥事を起こして自然と消えていきました。
いまも残っているのは、当時からしっかりと倫理観を持ち続けて、自分たちの信念に従って淡々と作り続けてきた方々です。
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「まわりがやっているんだから、自分もやってもいい。」
そうやってブームの追い風に自分の感覚が麻痺してしまい、自己を見失ってしまうこと。それが一番の落とし穴のような気がします。
いつだって、基準は自分の倫理観のほうがいい。
もちろん、逆もまた然りです。
古い業界で、既に慣習が存在し「それは常識と違う!」とまわりから揶揄され、石を投げられようとも、自分の倫理観に従って作り続けていれば、絶対に後悔はしません。
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なんのジャンルにおいても、共通して言えることだと思います。
今は歯痒い思いをしていたとしても、3年〜5年後も生き残っているのは、きっとあなたのほうですから。
いつもこのブログを読んでくださっている方々にとっても、今日のお話が何かしらの参考になったら幸いです。