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今日はこの内容に関連して、質素の真ん中について、最近思うことを少しだけ書いてみようかなと思います。
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「資産が潤沢にあり、まったくお金に困らない生活をしている」
20代でそんなひとたちと数多く出会い、彼らのような人々が書いた書籍も多数読み漁る中で気づいたことは、
みなさん共通して、思いのほか質素な生活を実践しているということです。
それを受けて「自分も趣味を諦めて、あの人と同じように質素な生活をしなければならない」
そう信じ込んでいるひとは、多いのではないでしょうか。
もちろん、僕もそのひとりでした。
でも、最近はそんなこともないのかもしれないと思うようになったのです。
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一体、それはどういう意味なのか。
長年、「お金」に関する本を多数読み続け、そこに書かれていることを自ら実践してきてわかったことは、
人それぞれに「質素」の真ん中が存在するのだということです。
例えば、毎日スタバでラテを頼む生活を贅沢極まりないと評するひともいれば、それが生活リズムの維持に繋がって、1日を生きる活力につながるのだというひともいる。
つまり、「質素」という概念に、共通の正解は存在しないのです。
しかし、誰にでも必ず「これが自分にとって質素の真ん中だ」と心の底から思えるストレスない心地よいラインというのは存在します。
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その答えは十人十色で、人生の数だけ存在する。
このライン(自分にとっての真ん中)を徹底的に探ることが、まずは何よりも重要となるのでしょう。
思うに、他人の「質素の真ん中」を生きようとするから辛くなり、長く続かないのだと思います。
そうではなく、多くの資産家たちの意見や暮らし方を、自らの質素の真ん中を見つけ出すための「先人たちの知恵」とみなし、
それを活用して、自分にとっての質素の真ん中を見つけ出すのです。
そうしない限り、いつまで経っても本当の意味で豊かさを手に入れることはできません。
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そうやって見つけ出した自分にとっての答えを、日々の暮らしの中で徹底的に実践し、
「たとえ資産(収入)がいくらあったとしても、自分は明日もこの生活を続けているだろう」と、心の底からそう思うことができたら、
不思議なことに、自己が欲していた未来も自然と現実のものとなっていきます。
なぜなら、客観的に見たらそれはもうすでに叶っているから、です。
あとは文字通り、口座上のデジタルな数字の問題でしかありません。
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誰もが一度は大富豪になることを夢みて、湯水の如くお金を使える生活を想像します。
しかし、そんな贅沢な浮世離れした生活を願えば願うほどに、いまの現実との落差が明確になり、より一層不可能だと思えてきて、目の前の暮らしに絶望してしまう…。
そうではなく、まずは衣食住において、自己の「質素」の真ん中を探ること。
そうすることで初めて、今の暮らしの延長線上に望んでいる未来は確実に存在するのだと、理解できるようになるのだと思います。
いつもこのブログを読んでくださっているみなさんにとっても、今日のお話が何かしらの参考となったら幸いです。