僕は読書会という集まりに対して、大きな誤解をしていました。

具体的には、読書会とは「自分の力では本を読み通すことができないひとたちのためのイベント」だと思っていました。

開催当日までの締め切り効果を狙って、なんとかその本を読み終えるためのイベント。

そしてイベント当日は、著者のありがたい言葉を皆で並べるだけで、そこには実体験の伴わない空虚な言葉が飛び交うだけなのだろうなあと。

つまり「読書をしている私」が好きな人たちの馴れ合いのイベントだと思っていたのです。

しかし、それは大きな勘違いでした。

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さて、なぜ突然こんなことを書き始めたのかと言いますと、

昨日、このWasei Salon内でオーディオブックの読書会を開催したからです。

ここで、ものすごく大きな発見、パラダイムシフトがあったのです。

上述した僕の偏見はどれも大嘘で、実際にはそれぞれの本の感想を通じて、各々が持ち合わせている価値観や信念がよく伝わってくる、とても有意義なイベントでした。

書籍というひとつの作品を通して、これほどまでにその人の人柄やセンスを表すことができるのかと、素直に感動しました。

相手のことを知ろうとするときに、これ以上優れた方法はなかなか無いような気がします。

安易にインタビューを行うよりも、よっぽど相手の価値観を根底から知ることができる。

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昨日はクローズドなイベントだったので、ここで具体的な内容に触れることは避けますが、まったく別の例にたとえると、

たとえば、「浮世絵」を題材とした観賞会を開催したとしましょう。

選んだのは、葛飾北斎の富嶽三十六景の「神奈川沖浪裏」の絵。

日本人なら誰もが必ず一度は目にしたことがある有名な絵です。

だからこそ、皆があの「大きな波」に注目し、似たような感想を抱いているのかと思いきや、全くもってそうじゃないんです。

「やっぱり奥の富士山が美しいよねー!」

「いや、この青が素晴らしい!そこには絵の具の違いがあってだな…」

「僕は、船に何人乗っているかを数えてみました!」

などなど、その着眼点はまさに十人十色。

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日々こんな発見があるから、オンラインサロンというのは心底おもしろいなあと感じます。

見事に自分の中に存在している固定観念をぶっ壊してくれる。

これからも、このサロン内で読者会をドンドン開催していきたいなあと思いました。

昨日参加できなかった方は、また次回のオーディオブック読書会に参加していただけたら嬉しいです。

次回はこちら↓