その時に自分がコーチを始めた頃、何を欲していたのかを考えた時にあまり思い浮かばなかったんです。
じゃあ、どの目線に立てば始めたばかりのコーチの気持ちになれるかを考えたときに、コーチ業ではなく今自分が初心者だと感じているゲストハウスの目線になればいいんだと思いました。
https://wasei.salon/blogs/b65880abbf8f
ゲストハウス、飲食店の知識が皆無でお客さんに提供し、お金をもらうまでのクオリティのモノを作り出さないといけない状況で、今の自分は何を欲しているのか。
そんな事を書き出してみてみると自分がコーチを始めた時に思っていたものとやっぱり一緒だったんです。
自分が成長する時に求めている事は変わらない事もあるんだなあと思った一方で、僕たちは自分に経験がなく、できなかった頃のことを忘れてしまうものなんだとも思いました。
あれだけ苦い思い出をして、手に入れた経験でさえ。
しかも僕たちはそれを他者に対して、振りかざしてしまうこともあります。
なんでそんな事もできないの?という言葉を使って。
自分が興味を持って始めたものに対して、少し経験がある人にそんなことを言われたら一瞬で興味がなくなってしまいます。
少し間を置いて、この人は何を迷っているかを考え、寄り添ってあげればそんな言葉は出ないのに。
では、自分が苦い経験をしたあの頃を思い出すためにはどうすればいいのか。
もうわかっている人もいると思いますが自分が慣れ親しんだこととは別に新しい事に挑戦する事だなと思います。
強制的に自分が初心者になる状況を作り出す事が「初心忘るべからず」再現できる手段ではないかなと思いました。
多くのことを経験し、苦い思いをしてる人ほど、優しい人が多いです。
そのために自分も今できないことにチャレンジしていきたいなと。