自分は、飲食のプロにはなれない。
居酒屋にリニューアルオープンしようとしているのに、この始まり方ではネガティブな印象を受けるかもしれませんが、自分の中では決意表明の意味で、攻めの意識をもって書きました。
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昔から味覚や嗅覚が他人より劣っていると感じることが多くあったり、食に関する興味が薄かったり... 本当にマズいもの以外、基本的に美味しく感じるタイプの人で。
だからこそ、自分がLINDA HOSTEL 106 にてカフェバーを担当することにずっと違和感がありました。
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最近よく思うのは、こだわって美味しい料理をつくることは自分じゃない方が絶対にいい。けれど、空間づくりにこだわり尽くせるのは自分しかいないということ。
自分が絶対にやらなきゃいけないのは、地元の人も、お店の人も、在住外国人も、旅行者も、夢を追う若者も、色んな人が毎日集まる場をつくること。
この責任を背負うのは、自分しかいなくて、ここを達成するために自分は動き回る必要がある。
ただ、そうした場をつくるためには、美味しいものでお腹を満たせるほど幸せなことは少ないから料理の力はめちゃくちゃ重要で。
でも、自分は料理できないという...
だからこそ、飲食のプロになることは諦めて、すごくダサくても、色んな人に断れても、ビビっても、お願いして一緒にメニューを開発してくれる人を足を動かして探していくしかない。
そして、手伝ってくださる人が心から気持ちよく関わってよかったと言ってもらえるよう丁寧に関係性を育んでいきたい。
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今日は自分の中でふわふわと抱いていた気持ちを、より覚悟をもって形づくるために書いてみました。
今後もっと加速してやっていきます。
また、今回は覚悟を強めるために書いたので「自分」というワードが多かったかもしれませんが、基本的に僕ととみーは二人三脚で責任をもってやっていきたいと思ってます。
なので、途中で自分しかいないと表現したのは正確には間違いです。