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ふと思いつき、仲のいい友達に送ったメッセージをきっかけで10名のみんなと石見銀山にいくことになりました。

旅のような、研修のような。そんな不思議な感覚で、じんわり心の中で考えたことを文章にしてみました。

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モノ、コト、マチの中にはたくさんの歴史があり、その中には想いもある。

それを学んでいくことを正直、疎かにしていたように思います。

だからこそ現地に足を運び、そこに住んでいる人に案内してもらうこと。

肌で感じることを改めて大事だなと思わされる旅でした。

この旅の中、僕が衝撃を受けたことは群言堂さんを含め、場を営んでいる人たちが口を揃え、バトンに次の世代に繋げること語る姿、

同時にそれを実行するための場を自分達の手で作り上げていることでした。

実行している人、作っている人の話は感覚的に重く、胸にどっしりきました。

たまたまお会いでき、5分ほどの短い時間でしたが、
群言堂の松場登美さんのお話を聞かせてもらったこともとても大きかったと思います。

その後に見た「暮らす宿 他郷阿部家」は本当に感動しました。

いつでも、僕たちは過去と未来の間に「今」を生きている。

未来に繋いでいく、それは今あるものをそっくりそのまま出すことではなく。

今という時代をしっかり俯瞰し、しっかり考え、自分が届けたいと思う形を作り出すこと、

それが本当に大切で、

石見銀山という場に自分の人生をかけて、作り上げてきた人たちと街を見て感じたことです。

この帰り道で、今日岡山から一緒に来てくれて10名のメンバー。

そんなメンバーと暮らしや仕事を共に考えれる「旅」のような時間、空間を作り続け、納得感を共に作っていく。

それが今僕が考える、「役目」なんだなあとふと思いました。

アテンドしていただいて、小松崎さん。
本当にありがとうございました。