先日もTwitterに投稿したのですが、最近のFiNANCiEトークンの値動き見ていて完全に誤解していたなと思うのは、匿名性ゆえに、ガチホ強制力が働かないからうまくいかないのでは…?と思いきや、その”ゆるさ”ゆえに逆に入金するハードルも下がっているところが、本当におもしろいなあと思います。

そのゆるさゆえに惹かれて財布のひもを緩めたひとでも、実際に買ってみると、やっぱりガチホするほうが得だとすぐに理解をして、スルスルと上がっているような印象です。

これは、コミュニティ全体でNFTの体験を経由してきたがゆえに、生まれている値動きのあり方でこの部分が個人的には本当におもしろいなと。

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歴史に「もしも」はないと思いつつも、もしもこの順番が逆だったら、つまり「FiNANCiEトークン→NFT」の流れだったら、きっと今みたいな成功にはつながっていないなと思います。

もちろん、すべて結果論ではありますが、先にコミュニティという集団としてのNFTを体験してきたことは、ものすごくいい流れだったのではないか。

つまり、ここ1〜2年ぐらいのNFTコミュニティの動向を全員で見てきた景色があったからこそ、今回のFiNANCiEの盛り上がりにおいても、それが功を奏してそのまま直結しているなあと。

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で、これは前々からよく思うことではあるのですが、NFT は決して「仮想通貨」の上位互換であるわけじゃないんですよね。

むしろ、「ファンベース」みたいなものの上位互換なんだと僕は思っています。

どうしても、仮想通貨と引き換えにしてNFTを購入することが求められるから、世間からはいわゆるビットコインなどの発展形としてNFTは見られがちなんだけれども、決してそうじゃない。

本当は「ファンマーケティング」の発展型が、NFTに端を発した「コミュニティマーケティング」なんだろうなあと思うのです。

逆に言うと、じゃあなぜこの5年間、FiNANCiEが鳴かず飛ばずだったのも、このあたりまで考えるとなんとなく理解できてくる。

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端的に言えば、「ガチホ」のロジックを理解しているひとたちがどれだけいるか、それが重要だったのだと思います。

具体的にはそんな人々が、ホルダー内の8割ぐらいを占めていてそのコンセンサスがあるかどうかで、プロジェクトが成功するか失敗するかが決まってくるわけですよね。

その知識面が、初期のFiNANCiEのユーザーに圧倒的に足りてなかったということだと思います。つまり、最初から「FT=分散的なトークン」をどれだけ扱ってみても、うまくいかなかったのも当然と言えるかと思います。

まさか成功するために、「NFT=ノンファンジブルトークン」であることを先にコミュニティ全員で体験する必要があるだなんて、誰も思ってもみなかったことだと思います。

押してダメなら引いてみろ、塞翁が馬とは、まさにこのこと。

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さて、以上語ってきたような理由から、今回の盛り上がりはトークンエコノミーの社会実装に向けて着実に次に水路がつながっていくような気がしています。

当然、今回も一筋縄ではいかずに、ありとあらゆる紆余曲折はあると思いつつ、トークンエコノミーの歴史でみたときに、5〜10年など長期で見たときに言えば、VALUの衝撃と同じか、それ以上の歴史的転換点として、数えられるタイミングがまさに「今」だと思います。

あと、意外と語られにくい話ではありますが、FiNANCiE内にポイントを送れる機能があるということも、本当に破壊的だなあと思います。

詳しくは以前も「価値があるから交換するのではなく、交換するから価値が生まれる。」というブログ内で書いたことががあるので割愛しますが、この機能もなければ、きっとここまで盛り上がっていない。


つまりコミュニティ全体としての「ガチホの知識 × 交換(贈与)の循環」ということが、成功には必須条件だったということったんでしょうね。

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このWasei Salonの中でも擬似的なポイント機能がありますが、これがなかったら僕らの日々のコミュニケーションも、まったく異なるコミュニケーションになっていることはまず間違いない。

このサロン中のポイントには、もちろん金銭的な価値は存在しないけれど、「みんながこれには価値がある」とみなしているものを、ぐるぐるとただ回しているだけで、コミュニケーションの質自体は、本当に大きく変わってきますからね。

さらに、似たような機能面の話で言えば、FiNANCiEの「応援プロジェクト」も本当に素晴らしい機能だなあと思います。

コミュニティ内で「このひとに対してみんなで還元して欲しい!」という場面は本当に多いけれど、それが見事にこの機能によって実現できるわけですから。

これも今後、かなり大きなカギを握る機能となっていくように思います。

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さて、すでに何かしらのコミュニティを運営しているひとたちの中でも、ここから自分たちのメンバーさんたちにFiNANCiEを理解して欲しいがために、他のコミュニティのトークンを配る流れみたいな流れも生まれてきそうです。

まさに、数日前にイケハヤさんがVoicyの中で語られていた「広告費の掛けどころ」みたいな話にもつながっていくかと思います。

もちろん僕自身も、どこかのタイミングでWasei Salonメンバー有志全員に僕が集めているCNGトークンなどをドンドンと配っていきたい。

たとえ、そこに自らの個人の資産を投じても、サロンメンバー全員に対して間接的に、そして合法的にお返しができるので、プラマイゼロどころか、圧倒的にプラスだなと。

現状は、まだFiNANCiE内の個人のページのURLが存在せず、その個人ページから直接トークンを贈れるわけではないので、その実施自体はまだむずかしいけれど、きっとここも時間の問題だと思っています。

それまでは淡々と集めておけばいいのかなと思っています。

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あと、これは完全に余談ですが、追加機能関連で言うと、もはやフィナンシェが音声配信機能をつければいいんじゃないかとも思っています。

毎日集合する場所として、音声配信があると、ファンやコミュニティメンバーも安心するはずだと思うから。

このあたりも、焦らずゆっくりと今後の行く末を見守りたい。もしちゃんと社会に浸透してくのであれば、本当に数年かけて、じんわりと浸透していくはずですからね。

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最後に、少しだけ「値動き」の話にも触れておくと、ここまで加熱感がでてくると、今後はどちらに動くのかは、もう誰にもわからないフェーズだと思います。

そんなときだからこそ、「高くなって喜んでいてもいい人」は、「いま売る気があるひとたちだけ」という話を最後に教訓的に残しておきたいなと。

具体的には、ウォーレン・バフェットが語ったとされるハンバーガーの喩え話です。僕はこの例え話が個人的には大好きです。

一般的に、人が何か物を買うとき、セールなどで安くなっているものを買いたくなるのが人間の行動心理にもかかわらず、なぜか株式市場だけはその例外だという話からの続きになります。

以下は、過去に何度もご紹介したことのあるダニエル・クロスビーの『富の法則』という本からの引用となります。

 「あなたが、死ぬまでハンバーガーを食べ続けたいと思っていて、牛の生産者ではないのなら、牛肉の値段が高くなってほしいと思うだろうか、それとも安くなってほしいと思うだろうか?」。     答えは明らかだ。ハンバーガーの消費者は、できる限り牛肉の価格が安くなることを望む。バフェットは次のように続ける。

「では、ここで最終問題だ。もしあなたが今後5年間、ひたすら投資に励むとしたら、その期間に期待すべきは株式市場の上昇だろうか、それとも下落だろうか?    投資家の多くはこの点を誤解している。これから何年も株を買い続けることになるにもかかわらず、株価が上がれば喜び、下がると落ち込むのだ。これは、これから買い続けることになるハンバーガーの価格が上がるのを喜んでいるのと同じだ。株価の上昇を喜ぶべきなのは、近い将来に株の売り手になる人だけだ。株を買うことを検討している人は、株価の下落を喜ぶべきなのだ」


もし長期で、トークンエコノミーのようなものに期待をするのなら、いま一番割安で放置されているものを丁寧に探していきたい。

もちろん、一番の勝馬に乗ることは鉄則ではあるのだけれども、これから更にトークンエコノミーが大きく伸びてくるのであれば、放置されているものにも同時に見直しが入るはず。そこでアルトコインみたいなものを掴んでも仕方ないけれど、間違いなく割安で放置されているものは、ある。

そして、その時なんじゃないかと思っています。真の意味でトークンエコノミーの価値が世間に発見されるのは。今はまだまだ、NFTを触ってきた人たちしか、この可能性を感じ取れてはいない気がしています。

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なにはともあれ、今回のこのトレンドによってまたトークンエコノミーの社会実装が少しでも前向きに、うまく立ち上がっていくといいなあと強く願います。

2017年のVALUの時代から、思いがけないNFTを経由して、そこにコミュニティ内に生態系ののようなものも生まれてきて、その中での成功と失敗を繰り返しながら、少しずつだけれども、着実に先行きの見通しは明るくなっているように、僕には見えます。

すでに、けもの道ぐらいは整い始めている気がする。

なによりも冒頭で語ったように、これをコミュニティの可能性を信じているひとたちが一緒になって実体験を通して共に学んでいることがすごいことだなあと。まさにこれは壮大な社会実験ですよね。

僕自身も座学や論理だけではなく、自らトークンを触ることで「なるほど!そうなるのか!」という発見がものすごく大きい。自ら身銭を投じながら学ばせてもらっている感覚です。今後の、進展が楽しみです。

いつもこのブログを読んでくださっているみなさんにとっても、今日のお話が何かしらの参考となっていたら幸いです。