こんにちは。
Wasei Salonコミュニティマネージャーの長田です。
2022年2回目となるWasei Salon合宿を、僕ら家族が暮らしている鞆の浦にて開催されました。本コンテンツでは、鞆の浦合宿の様子を写真をメインにお届けしていこうと思います。
▼前回の鹿児島合宿の様子
合宿が開催されたのは、9月23~25日の2泊3日。
東京・埼玉・岡山、そして北海道からメンバーが集まり、合計8名ほどで合宿の時間を共有しました。
お昼の時間に集合したため、まずは腹ごしらえから。
家族でいきつけの地魚定食屋さん「幸さん家。 」へ。
地魚の刺身と天ぷらをいただきます。
食事を済ませたら、散歩の時間。
鞆の浦の歴史は1000年以上あると言われ、町並みは江戸時代に建てられたという話もある場所です。
そんな歴史を感じ、風情ある町を楽しんでいきます。
途中で、練り物を取り扱う「瀬戸内水産加工 」に立ち寄り、ちくわをゲットし食べ歩き。
そこから少し足を伸ばし、平(ひら)と呼ばれるエリアへ。
ちいさな浜があるので、そこでひと休憩です。
あっという間に日が暮れてきたので、今回お世話になる古民家宿「燧冶 ひうちや 」さんへ。
自然と働くやキャリアの話にもなり、どんどん話が深まっていきました。「オフラインでも対話をしているのが、Wasei Salonっぽくていいなぁ」と思いながら、僕はシャッターを切りました。
翌朝、早起きして宿の近くにある小さな港へ朝散歩。
地元の学生さんたちが、朝から防波堤で時間を潰していて、この町の暮らしに触れられた気がしました。
五月 」さんへ。ここも長田家族でよく来る大好きなお店です。
この日のモーニングはサンドウィッチ。
手作りの優しいご飯に癒されます。
店主の方は、本業ライターで週末カフェの働き方を実践しています。また、このお店は常連さんも多くて、この日もいつもの顔ぶれがありました。
この場にいたメンバーには、僕ら家族の日常を感じてもらえたんじゃないかなと思います。
腹ごしらえが終わると、午前中は自由時間。
メンバーそれぞれ自分の時間を満喫します。
お昼の時間に再集合。
今回のお昼は、僕が一番ディープだと思っている「名前のないお混み焼き屋さん」へ。本当に名前がなく、webにも情報が落ちていません。(この暖簾がでているときだけ、営業しています)
このお店に移住前に寄った際、店主のおばちゃんに「うちから見える景色がいいけ、コーヒーでも飲んでき!」と自宅でコーヒーをご馳走になったことは、いい思い出。それほど人との距離が近く、それが魅力なお好み焼き屋さんです。
お店には4人しか入れないので、前後半でわかれて楽しみました。
午後は町の散策です。
この日に合流したメンバーもいるので、ゆっくりと町を楽しみます。
見晴らしのいいお寺にいったり
ここには絶対連れていきたいと思っていた、鞆の浦を一望できる「医王寺」。ここからみる景色が最高で、それぞれが感じるもの静かに味わっていました。
何もしゃべらず、じっと目の前にあるものを感じる時間に。
鐘も鳴らしました。
医王寺を出発したあとも、ゆっくりと町を満喫します。
最後に寄ったのは、鞆城跡の城山。
ここからの景色の、また別格なんです。
夜になると、この日たまたま開催されていたお祭りイベントへ。地元の福祉企業である「さくらホーム」さんが主催していました。
鞆の浦中の子どもたちが集まっていて、僕も驚きの光景です。主催の方ともお会いできて「僕たちもびっくりしています。でも、この光景が嬉しいですね!」と、汗をかきながら笑っているのが印象的でした。
そして、夜ごはんはフリーで料理人をされているまるやまさん(@chi__coco )に、鞆の浦の食材をつかってご飯をつくっていただきました。どれも美しく、うますぎるお料理たちを写真でおすそ分け。
「鞆の浦はどうでしたか?」
「どんな仕事をされているんですか?」
「オンラインコミュニティってどんな感じですか?」
など、お互いの暮らしと働くの話でも盛り上がり、豪華料理と新しいつながりを楽しみました。
後日、「オンラインコミュニティって全然イメージできなかったんですけど、すごい身近になりましたし、すてきな時間をすごさせていただきました」と、鞆の浦の皆さんから感想もいただけて、僕としても嬉しかったです。
せっかくなので、Wasei Salonメンバー以外の、鞆の浦の皆さんをご紹介します。
さくらホーム 羽田知世さんNIPPONIA鞆 港町 鳥井践さん瀬戸内セブン不動産 高橋源さんコピーライター 武田道生さん元Wasei Salonメンバー 湯浅くん妻の果穂と息子の晴 皆さん、お忙しい中集まってくださり、本当にありがとうございました。まるさん、めちゃくちゃ美味しい料理をありがとうございました。
最終日は、遊覧船「岡崎丸」で海の散歩を楽しみます。
仙酔島をぐるっと回るコースへ。
風と瀬戸内海を感じられる、なかなかない体験です。
鞆の浦のシンボルである「常夜灯」を、船から見れる贅沢も。
陸からみるのとは、また違った表情です。
遊覧船を楽しんだ後は、「ポニョの駐車場」へ移動し、瀬戸内海を一望します。
ここでもじっくりと風景を味わっているのが印象的で、いい意味での無言の時間が生まれました。「いいなぁ」と、ボソッとつぶやくメンバーに、ついニヤッとしちゃいます。
この日の時間もあと僅か。
最後のスポットは、鞆の浦の隣町である沼隈町・内海町エリアへ移動します。
まずは、「阿伏兎観音」へ。
国の重要文化財に指定されていて、昔から,航海の安全・子授け・安産の祈願所としても知られている場所です。
それと同じぐらい目を引くのが、低い柵と断崖絶壁のつくり。
思わず、ついつい下を覗きたくなります。
肝を冷やしたところで、お昼ごはん。
地魚をつかったハンバーガーが味わえる「SUNNY BURGERS 」へ。
魚をフライにしたい絶品バーガーをいただきます。
僕は鱧バーガーにしてみました。
ちなみにお店の前には、瀬戸内海が広がります。
夏場は海水浴もできるスポットです。
合宿の締めは、全員で感想を共有していきます。
この数日間で感じたことをシェアしていくと、新しい気づきが生まれていきました。
感想の一部を抜粋してみようと思います。
「鞆の浦という町をよく理解できた時間でした。移住候補地を探している段階なので、鞆の浦も検討してみようと思います。」
「鞆の浦は青の印象が強くて。素敵な場所だと思ったので、また来たいと思います。」
「長田さん家族行きつけのお店にいって、常連さんがたくさん交流している姿をみて、飲食店の役割が東京とは違うんだなと感じました。」
「コンテキストや意味に触れられた時間だったなと思います。一般的な観光だとわかりやすいことを消費する印象なんですけど、そうじゃない歴史や意味を感じられて面白い体験でした。」
「印象的だったのは、さくらホームさんのお祭りでした。福祉の仕事をしていることもあり、すごいなと。あの景色が忘れないと思います。」
「長田さんが移住して7ヶ月でこんなにつながりができて、シンプルにそれがすごいなと思いました。」
「みんなで同じ景色を眺めて、同じ時間を共有することが多かった印象で。この時間がこの合宿で生み出したいことなんだなと思いました。言葉じゃないことで同期する感覚を、今後も生み出していきたいなと。」
あっという間に過ぎていった合宿の時間。
僕自身、とてもとても素敵な時間を過ごさせていただきました。
参加してくれた皆さんにとって、少しでも鞆の浦の魅力が伝わっていると嬉しいです。この記事を読んで、鞆の浦に来てくれる人が現れたら、めちゃくちゃ嬉しいです。
本当に、皆さんありがとうございました。
それでは。
photo by 長田涼 https://www.instagram.com/nagata.ryo/