最近、読書ノートづくりに本格的に取り組むために、久しぶりに一日数時間程度、PCと向き合う生活を再開してみました。
(近年はPCを使うことはやめて、スマホのみで日常的に作業していました。)
そこで驚いたのですが、一日数時間だけでもPCに向き合ってみると、肩や腰、目に対する負担がとても大きいことに気付かされます。
話には聞いていたけれど、これほどのものかとかなり衝撃を受けてしまいました。
10代の頃から日常的にPCに触れ続けて、そもそもPCがない生活を体験したことがなかったため、当時は全く気づけていなかった。
休みなく毎日PCを長時間使い続けていたら、慢性的な不調が身体に出てきてもおかしくないだろうなあと、改めて思い知らされました。
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この感覚は、お酒をやめた時に「ずーっと薄い二日酔いだったんだ」と気づけたことにも非常によく似ています。
そして、飲酒習慣の時と大きく異なる部分もありまして、
それは今回の場合、「日常的に使い続ける→ ある一定期間離れる→ 再度日常的に使い始める」このサイクルの中で初めて理解できたことだということです。
慢性的なものは、改めて戻ってみて初めて気がつける。
逆に言えば、やめた時には身体に対して、こんなに悪影響を与えていたのだという実感がなかったです。
慢性的な症状というのは、治るときも徐々に回復していくからなのでしょう。
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この経験からいま強く思うことは、
どれだけ自分にとって素晴らしい習慣であっても、その習慣の中に染まっていると、自身に及ぼしている本当の影響を理解できないということ。
だからこそ、ソレがどれだけ自分に大きな利益をもたらしてくれているモノであっても、
自己を自己たらしめてくれていると信ずる唯一無二のモノであったとしても、
一度は勇気を持って、一定期間は離れてみることがとても大切だなあと。
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以前も書いたように、二者択一ではなく、行ったり来たりを繰り返す。
そうすることで初めて、どちらにも執着せずに、中道を歩むことができるのではないでしょうか。
行ったり来たりを繰り返すことで、ある種の悟りにも近い感覚を得ることができて、もう「気づく前の以前の私」には戻れない。
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没頭し続けることや、オタクになることの価値ばかりが語られる現代において、実はとっても大切なことだと思います。
いつもこのブログを読んでくださっているみなさんにとっても、今日のお話が何かしらの参考となったら幸いです。
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2021/06/24 11:30